◎一服も脚立の上で松手入(らてん)
秋灯にまた読み返す手紙かな(らてん)
靴底の右ばかり減る草の花(ふく)
木犀の花持ち帰る靴の底(真弓)
秋晴や実験棟の壁白し(真弓)
秋灯のひとつとなりてペダル踏む(真弓)
◎鳥渡る靴底厚き竜馬像(典子)
秋曇面接官の赤いペン(真弓)
胎動のヴァリエーションや栗ごはん(ふく)
マスクよし検温よしと秋風へ(典子)
月代やチョークで印す柱跡(典子)
秋灯のひとつとなりてペダル踏む(真弓)
◎月代やチョークで印す柱跡(典子)
秋灯にまた読み返す手紙かな(らてん)
一服も脚立の上で松手入(らてん)
胎動のヴァリエーションや栗ごはん(ふく)
熟柿の瓦にとんとついてをり(ふく)
炊きたてのごはんに絞る酢橘かな(らてん)
◎秋灯のひとつとなりてペダル踏む(真弓)
鳥渡る靴底厚き竜馬像(典子)
木犀の花持ち帰る靴の底(真弓)
菊日和向き合はぬやう椅子置かれ(典子)
秋曇面接官の赤いペン(真弓)
案内の声の混み合うふ初時雨(典子)
◎秋曇面接官の赤いペン(真弓)
秋灯にまた読み返す手紙かな(らてん)
一服も脚立の上で松手入(らてん)
木犀の花持ち帰る靴の底(真弓)
長電話終わった後の夜寒かな(らてん)
炊きたてのごはんに絞る酢橘かな(らてん)
吉野山上千本より黄落す(凡)
長電話終わった後の夜寒かな(らてん)
稲妻や缶コーヒーの甘すぎる(ふく)